モア松屋について
昔から羽生でアイスといえばモア松屋
松屋の純アイスもなかは、根強いファンが多い絶品です。

【こだわり】
時代に合わせて味を変えてきた松屋のアイス
でも変わらない、ふんわりと口で溶ける食感は、
松屋の純アイスへのこだわりです。

【私たちの取り組み】
▽モア松屋のコンセプト
関わる人達を笑顔に。
お客様、仕事の関係者や私達スタッフ、関わる人達が楽しめるお店作り。

「笑顔のチカラ」
私達は、笑顔には周りの人をあたたかな幸せな気持ちにさせ人に安心感を与えるだけでないと思っています。

Laughter is the best medicine.

「笑いは最良の薬」といわれています。
日本でも「笑いは人の薬」といわれ、これは科学的にもガンの抑制や身体を守る細胞を活性化させるという研究がされています。
笑顔は世界の共通言語、言葉が伝わらなくても気持ちを伝えられる。笑顔が人を楽しくさせる。

【はじめに】
モア松屋とは、埼玉県の北部に位置する羽生市で牧場を営んでおりました。
そこで牛乳屋さんを始め牛乳に砂糖を入れ凍らせたモノを近所の子供達が美味しそうに食べた。
今と違いお菓子だってそんなに色々と選べる時代でないなかで、子供達の笑顔が見たいと、アイス屋さんを始めました。
当時のアイスを食べていた子供達も、今では孫を連れてお店に足を運んでくれています。


少し私(二代目店主)の話をさせていただきます。
私がモア松屋を経営することになったのは2021年。
モア松屋を事業継承し、経営する事になりました。
元々、私はサラリーマンで、さいたま市の牛乳屋さんに勤めておりました。

■2008年、牛乳屋さんを独立開業。
開業した場所は、埼玉県羽生市でした。
エリアの関係もあり、市内にいくつもお店を作れないので、独立開業の為に引越しました。
その後、牛乳の配達を通じて、モア松屋のアイスは羽生市の自慢の一品で、市外から来た私は、多くの方からお店の話を聞く事になりました。
モア松屋のアイスの話をする方たちは、みんな楽しそうに話す人たちばかりです。
皆に愛されるモア松屋の印象は、私の中にも芽生えていきました。
そんなモア松屋に、不穏な噂を聞いたのが2020年のことでした。

▽コロナ過でピンチに陥るモア松屋
創業70年を控えたモア松屋に、突然のコロナ過が襲いかかります。
お店はしばらく休むらしい、事業も継続するかわからないと噂が流れました。
私のいた牛乳業界もコロナの影響で大打撃。
モア松屋のさっぱりした甘みに重要な牛乳の供給もストップ。
そんな時、モア松屋さんに「当店の牛乳でよければ納品出来る」と話をしに行きました。
そこで色々と事情を聞くうち、事業継承する事になりました。

■2021年:松屋牛乳店のモア松屋を事業継承
▽事業継承による悩み
感情的な事や、お客様目線では、モア松屋は何も変わっていないのです。
「昔ながら」とか「羽生のアイスといえば」というフレーズはモア松屋にとって大切だと思っています。
ですが、事業継承したばかりの私が、モア松屋の70年近い歴史を武器にして良いものか迷います。
私が事業継承してからも、先代から応援してもらっています。
しかし、モア松屋の純アイスもなかを好きでいてくれる方が、私を認めてくれるのか。
そこで新しい取り組みとして、インターネット上での通販に取り組むことにしました。
モア松屋の歴史を継承しながら、多くの方に新しいモア松屋を知ってほしいのです。

【オンラインショップへの思い】
2021-2022年から冬も開店してみましたが、モア松屋は夏のお店というイメージが強く、冬は大赤字でした。
スタッフ募集した時には、夏のみの営業になると伝えていました。
冬は休んでも良かったし、スタッフにも休んでくださいと言われていました。
でも、働く人からすると、夏だけの職場って生活するのには稼げないし厳しいのに、そう言って夏まで待つと言ってくれたスタッフの思いに応えたいと思いました。
冬も苦労しないように頑張ろうってスタッフ一同一致団結しています。
是非とも全国のみなさんにモア松屋のアイスを届けたいのです。

▽昔から「羽生でアイスといえばモア松屋」
モア松屋は、子どもたちの何気ない一言で開業しました。
モア松屋は六代続く牛乳屋でもあり、配達も数年前までしておりました。
昭和26年の冬のある日、余った袋に牛乳と砂糖を入れ、外に吊していたのです。
これを食べた子どもたちが「アイスみたいで美味しい」と大喜び。
そんな声をうけて、羽生市のメイン通りで開業。
近所の子供達(今のおじいちゃん、おばあちゃん)が床屋の帰りや病院の帰りにご褒美として買ってもらったり、お土産に使われていたそうです。
「羽生でアイスといえばモア松屋」と、長年羽生の人々を中心に愛されています。

▽モア松屋の純アイスもなかとは?
純アイスもなかと、コンビニのアイスもなかはどこが違うか教えてと聞かれます。
まずは味がシンプル。色々な添加物は入っておりません。
純アイスの所以です。
素材そのものの味が、お口いっぱいに広がります。
元々、モア松屋は牧場経営して牛乳屋さんをしておりました。
搾りたての風味を感じられる牛乳へのこだわりです。

▽根強いファンがいる純アイスもなか
松屋の純アイスもなかは、根強いファンが多い絶品です。
理由は、何点か考えられます。

1 先代の人の良さ。人気がある名物おばあちゃんといった感じです。
2 夏だけ限定でお店を開けていたので、「夏が来た」というお祭りの様な感じで、「一度は食べないと」と心理的に食べないと落ち着かない。
3 他ではない、味と食感!「シンプルだけど、他のお店では食べた事ない」とみんなが言います。

聞いたところによると、沖縄や秋田でも似たような味はあるようなのです。
そのため、沖縄や秋田出身の方にも、ネットショップを通じて食べていただき、感想をお聞きしたいです。
モア松屋をこれからも何卒よろしくお願い致します。

二代目店主 別井勝